成田、中部、関空からヘルシンキへは、フィンエアーが直行便を飛ばしており、フィンエアーの利用が便利です。
乗り換えなしで行ければ、おおよそ片道10時間20分(成田便)で到着できますし、朝出れば、現地のお昼過ぎから夕方に到着という時間も魅力的です。
初めてのヨーロッパをご自身で旅のプランニングをするのであれば、変に安い乗り継ぎの航空会社を使うよりもフィンエアーの直行便のほうが時間の使い方を含めて効率的ですので、フィンエアーがお勧めです。
どのような時間帯に出発し、何時ごろ着くか
航空会社のタイムテーブルは時期により変わりますので、実際、ご検討される時期により異なる可能性がありますが、例えば、2017年の5月であれば下記のような時間帯に出発し、現地に到着します。
成田発 午前9時50分 ヘルシンキ着 午後1時50分(同日)
成田発 午前11時 ヘルシンキ着 午後3時20分(同日)
中部(名古屋)発 午前10時30分 ヘルシンキ着 午後2時40分(同日)
関西(大阪)発 午前10時45分 ヘルシンキ着 午後2時55分(同日)
このように午前中の出発で、ヘルシンキ到着が同じ日の夕方になるのは、現地のチェックインなど考えると非常に良い時間になります。
直行便の魅力
旅慣れている人は、乗り継ぎ便で安い航空券を探して旅行することもできます。
慣れている人は、おおよそどのようなトラブルがあるかご自身で分かっています。乗り継ぎ便の場合は、飛行機の遅延により乗継ができなかった場合の対処方法が経験でわかるのですが、初めて行く方は、やはり乗継は不安になる移動手段の1つです。
特に天候の影響などを受けやすい飛行機は、何が原因で遅れるかわかりません。
乗り継ぎの不安のストレスを抱えながら、旅をスタートするのでは、折角の旅なのに、となりますね。
旅の値段は、実際払う金額とは違うということは、常に頭に入れておく必要があります。
初めて海外に行くようなケースで、旅慣れた方と同じような安めな乗り継ぎ便など買うと、お支払いただいた金額は安いかもしれません。
でももし飛行機が遅延し、乗り継ぎができず、待ち時間が増えて、現地での滞在がその分、減ったら、果たしてそれは本当に安かったんでしょうか。
無駄に払う必要はありませんが、最低限、ここは出しておいた方がいい、というのが飛行機の経路や時間に対するコストです。
直行便でも当然、遅れることはあります。
それでももし、経由便が同じぐらい遅れたら、それはおそらく倍ぐらいの時間がかかることでしょう。
あまりにも直行便と経由便の料金に差があった場合はしょうがないということもありますが、そんなに差がない場合は、特に初めて海外に行く方はヘルシンキであれば、直行便のご選択が、快適な旅行への第一歩かなと思います。
出発までの流れ
初めて、何度も行く方問わず、空港への到着は、早いほどいいかと思います。
ぎりぎりになって、カウンターが混んでいると、最悪乗れないこともあります。海外に行くのであれば、3時間ぐらい前には空港に到着して、チェックインし、空港で出発までの時間を過ごすほうが、あせらなくてすみます。
成田からヘルシンキへの便は、2便あり、今回は、成田発 午前11時を利用しました。
空港に到着したのは、午前8時前。
この時間に到着し、カウンターでチェックインをします。
出国手続きをして、搭乗ゲートのほうへ
航空会社のカウンターで、スーツケースなどの荷物を預けたら、次は両替とか、そういうことを済ませておくと便利です。
海外で使うポータブルのwifiなどを受け取る人も受け取りはこのタイミングです。
両替に関しては、いろいろ情報があり、どこでやると安いとか、どこでやると高いとかあるかもしれませんが、仮に現地で両替をする場合、なれない中でやることになりますので、500ユーロぐらいの両替であれば、成田でやっておいていいのではと思います。
ただ、日本円からユーロへの両替であれば、成田でいいと思いますが、他国の通貨、例えば、アメリカドルをユーロに変えるような場合は、日本で両替をすると、アメリカドルから日本円、日本円からユーロになるようです。
そうするとさすがにもったいないので、他国の通貨の両替は現地についてからのほうがいいかもしれません。
出国手続きをして、搭乗ゲートのほうへ
両替なども済ませたら、いよいよ出国ゲートへ向かいます。
時間帯によっては、セキュリティがかなり混雑していることもあります。
ぎりぎりのタイミングだと、待っているだけでもいらいらしますし、折角の海外旅行の前で、こんなことでいらいらするのはもったいないので、ここには最低でも出発時間の2時間前には並べるのが理想かなと思います。
混んでなければ、時間はかかりませんが、ここの混雑具合などは行ってみないとわかりませんので、基本的に30分ぐらい並んでも問題ない時間配分をしておきましょう。
セキュリティチェックを過ぎると、出国の手続きとなり、その後、飛行機のゲートに向かう流れになります。
出国審査の場所から飛行機の搭乗ゲートはかなり離れている場合があります。
そのため、その分も考えておく必要があります。
ここは10分から20分ぐらい歩いても問題ないぐらいの時間を取っておきたいところです。
飛行機への搭乗
飛行機の出発予定時刻が午前11時の場合、搭乗時間は約40分前の午前10時20分になります。
なんだかんだで、セキュリティゲートが混んでいたりすると、午前8時に成田空港に到着して、このゲートに来るのが搭乗時刻の1時間前の9時20分ぐらいでした。
1時間前にここにきてもただ、待つだけなのですが、初めての方は特にこのぐらいの時間にゲートに到着されておいたほうが安心ではあります。
一応、ゲートの確認と、そのゲートからでる飛行機を確認しておきましょう。